「っ」や、「ゅ」や、「ー」は、普通、単独では発音できません。
しかし、声にならない官能に耽る恋人同士は知らぬ間に本来不可能なはずの音を発しているのです。
「っ」 問題のものが入るときの、予測されてはいたが、ちょっとした驚きを示す音
「ゅ」 ゆっくりとぬめるように入っては戻る、滑らかな、なめくじのような音
「-」 ゆーっくりと息を吸いながら、耐えかねて秘密を少し洩らすように伸ばす声
これらの文字をそれだけで発音しようとすると、唇の形と喉の上下運動がかなりセクシーなことになりかねないので、人前での発音練習はお勧めしません。上級者の指導のもと、慎重に行ってください。