1.呼吸は全然合っていない。
2.アルコールの作用で呼吸を落ち着かせる。
3.特に深い意味のないおしゃべりでペースをあわせる。
4.静かな場所へ移り、音の高低(ピッチ)を揃える。
5.ことばを控えて、呼吸をさらに減らしていく。
6.グランドレベルから、高度を上げ、気圧の変化に適応する。
7.ベースキャンプに到達、マウントする山頂の高度に慣れるため時間を置く。
8.酸素の少ない状態で再度、アルコールを摂取し、呼吸を整える。
9.高度を体に再認識させるため、窓から高度を確認しながら寄り添う。
10.身に纏った衣服が呼吸の調節を阻害することを認識し始める。
11.相手の衣服を脱がし合って乱れた呼吸を整えるため、横になる。
12.呼吸が一向に整わないので相手の胸を胸で押し付けて肺を押さえる。
13.それでも整わないため唇を唇で塞ぎ、余計な空気の漏れを止める。
14.そのままでは呼吸が止まるので時々外すと同じタイミングで息を吸う。
15.もっとも呼吸の合う動きと姿勢の組み合わせを様々に探り合う。
16.呼吸が合っていることを確認するためにあえてスピードと音量を上げる。
17.音の高低が合い始めたところで、さらにスピードを上げていく。
18.チューニング完了。あとは最後のシンフォニーを奏でるのみである。