2014-09-28 ただいま ファンタジー 帰ってきて、 二階に上がり、 自分の部屋のドアを開いて 僕は気づいた。 まだ、何も変わっていない。 「いつかあの子が帰ってくるかもしれないから」と 母さんがそのままにしているんだ。 見てはいけないものを見てしまった。 そんな気がして、僕は慌ててドアを閉めた。 変わるものはいつか変わるし 変わらないものはいつまでも変わらない。