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病院で使ってはいけない診療科名の例がシュールすぎる件

 

6年も前なんでいつの話だって感じですけど、平成20年4月1日、医療機関の診療科名の見直しが行われました。
それまで一つ一つ決めていたのが、面倒なので、適切な組み合わせなら自由に決めていいですよ、ということのようです。
「老人心療内科」はいいけれど、「大腸肛門外科」はダメで、「大腸・肛門外科」ならいいですよとか、素人にはよくわかりません。
だって、「・」が入ってるだけじゃないですか。大腸と肛門を一緒にしたらなぜだめなんですか。つながってるじゃないですか。つながってないのかな?
ちなみに、古い看板や広告はとりあえずそのままで、作り直す時に直せばいいそうです。
 
実はそれはどうでもよくて(いいえ、あとで触れますけど)、本題はこれからです。
 
いくら自由になったとはいえ、「医学的知見及び社会通念に照らし、不合理な組合せ」はダメですよと、日本医師会が全国の医師や医学生に向けてわざわざ周知しているのですが(これもおかしな話で、だって全国の医療関係者が「医学的知見や社会通念」に欠けていることを喧伝しているようなものだし)、さらによせばいいのに例を挙げています。その例がおもしろいのでご紹介します。
 
「整形内科」「形成内科」
「心療外科」  
高齢者小児科」
「呼吸器皮膚科」
「頭頸部泌尿器科
「男性産婦人科
「腹部眼科」
「消化器耳鼻いんこう科」
 
嘘だと思った方、日本医学会のホームページで確認してみて下さい。
 

 
ちなみに、この施行日は4月1日、言わずと知れたエイプリルフール。この通達じたい、嘘なんじゃないかな。