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Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

「ゆとり・・・」がまさかの金八先生的な幕切れに!「他人の間違いを許せる大人になってください」って、あんたの正義は一体何だ?

映画やドラマ、読書、音楽、デザインとか

最終回が来ちゃいました「ゆとりですがなにか」。しかしもはや空中分解。なかなかおたがいに別れを切り出せないカップルの終末期みたいにストーリー自体がグダグダしちゃいました。

 

例のプロポーズかと思わせておいて別れようと岡田将生が言うもんだからいったん別れていた時期にラブホで手塚とおると「休憩」した件を、このまま隠していていいのかと思った安藤サクラは、もっともっと幸せになりたいっていう欲が出ちゃったのでしょう。まあこれはわかります。たぶん。

 

「考えてる?」

「考えてる?俺が?何を?」

 

ピアノが鳴る。

 

「男としてどういう態度をとるべきか?」

 

これはたぶんクドカンのトラウマなんじゃないか、人生のどっかのポイントで言われたんじゃないでしょうか。でもこの言いぐさは良くないですよね、ここで岡田将生は、

 

「そんな余裕ないよ」

 

ってとりあえず冷静に答えるものの、

 

「ってうか、なに?そっちこそ」

 

ってキレるよね。そりゃ。

 

で、

 

「あああああああああああああああああああ」

 

はいいんだけど、

 

「ううううううううううううううううううう」

 

これはめずらしい。

 

あとはもう何言ってんだかわからないにしても、

 

早川?ミステリー?

 

ってどうなの?ダジャレなの?

 

あーピアノ、うざい。

 

相変わらず先輩にいびられるまりぶ。

 

「前科者だって食っていかなきゃいけないだろう」

「いや、でも」

「いやだったら他所行けや。な」

 

以上この件はおわり。もうめんどくさくなったのね。

 

もうひとりのゆとりな松坂桃李、生徒の保護者の原扶貴子を押し倒したかと思いきや、教育実習生だった吉岡里帆でしたって、なんだPTAプレイか。手塚とおる安藤サクラの上司と部下プレイに続き。そして、結局できず(できるわけない)、童貞は続く。

 

 「いい先生ですね」

 

って言われて、それっていい人間じゃないですねってことだよね?って確かめる松坂桃李

 

アンサーソング的な?

 

って。もはやこれに付き合ってる吉岡里帆も何が楽しくて付き合ってるのか不明。

 

何で男ってさ、一回だけかどうかにこだわるかな?一回ならセーフか?一回は一回で決してゼロにはならない一回だからね。でないと一回ずつ100人とやっていいことになるかんね!

 

ってどうしても自分を責めたい安藤サクラ

 

仕事と恋愛両立できる女のつもりだったのに。もう最後の最後に何やってんだ。

 

ついに心情を台詞で説明し始めた。

 

異性を意識することは

成長するために必要なこと。

 

男子はより男らしく、女子は女性らしく。

 

 

ってまだ続くこの性教育の授業のくだりはそもそも必要なのか?

 

CMがやたらと入る。後半長丁場が待っている印だけど、すでに息切れしてるし。

 

・三々九度

 

・新しい命が生まれる可能性は一億分の一。起訴されて無罪になる確率よりも低いんだね。

 

・牛皿330円

 

3と9と1をめぐるわりとどうでもいい話の間、たるいピアノは鳴り続け、一向に先へ進まない。

 

で、吉野家で見つけたまりぶがかくまう中国人(だったのね)が登場してようやくホッとする。

 

新郎いねえわ知り合い少ねえわ司会童貞だわ。って焼鳥屋がブツブツ言ってる披露宴に岡田将生を拉致してきたまりぶが登場。

 

まりぶ!まりぶ!まりぶ!

 

かっけえよ。結局、こいつが救うんだやっぱり。

 

「外出ろ、ブス!」

 

をきっかけに、さらに進む。

 

せっかくのヒロインなのに結局最後はブス呼ばわりで、こんな屈辱は生まれて初めてだけどそれでも結婚したいと訥々と。それでもまりぶは容赦ない。

 

「泣くなブス、化粧が落ちる」

「まりぶくーん」

 

そして足が痺れてそれでも岡田将生のところへ行きたくてほふく前進の花嫁。助けに行かずただ見てる岡田将生。嫁のみっともないところを晒したかったの?なんだろうそのままなだれ込んでもつれ合ってキス。うーん。

 

教室に戻り、また金八先生が始まる。

 

カラダと違って、心の思春期は生きている限り続きます。

 

それ、間違ってます。カラダの思春期も男は一生続きます。当然知ってますよねクドカンも。大人の男はそんなにひどくは間違わなくなるからどうしようもない間違いの60%ぐらいはだいたいカラダの思春期です。

 

だから、大人も間違える。怠ける、逃げる、道に迷う、言い訳する、泣く、他人のせいにする、好きになっちゃいけない人を好きになる。すべて思春期のせいです。

 

特に最後のはカラダの思春期も続くからだし。

 

他人の間違いを許せる大人になってください。

 

これは誰に対して言ってるのだろう?

 

もっと難しいのは、何も間違っていないのに人生がうまくいかなくなることなんですよ。そういうことを前半一生懸命描いてたんじゃないんですか?このドラマ。

 

もっと言えば、誰も悪くないのになぜかいつの間にかすべてダメになってしまう難しさからドラマが生まれるんじゃないんですか?善意だけしかなくても悪意になってしまうことがあるんだよってナンシー関が言ってた。それは『徹子の部屋』についての話だけど。途中まで確かにそうなってたのに、幕の引き方なのかも一番難しいのは。

 

クドカン、やっぱりパンクなのかな、最初に矛先を向けていたものが何だったのか結局自分でも分からなくなって崩壊してしまうそれこそ思春期的なパターンから相変わらず抜け出せないし、今回はなんだみんな幸せになってんじゃんって終わり方になってしまって、「失礼しましたーっ」て言ってる場合じゃないし、吉岡里帆島崎遥香青木さやかもほとんどほったらかされて何も言わないままに終わってるし、中田喜子なんか泣いてるだけだし。

 

あーあ、途中はめちゃ響いただけに、残念。ほんとに。ほんとうに。

 

もしかしたら、クドカン、この「あんたの正義は一体なんだ?」って歌詞にやられちゃったかもね。これ、刺さるし。しかも歌詞の一番最後に一番強いメッセージを持ってこれるとは。若いっていいねって感じ。結局歳をとって、醜く、みっともなくなっていくだけなんだし。そんなことは小学生に言わなくてもいいんじゃないの?そのうち自分で分かっていくんだし。っていうか、知ってるだろ、いまどきの小学生は。だいたい大人なんてすごいと思っちゃいないでしょ。つまり、人に語るべき正義をいまの大人たちが持っているのかということ。松潤も『99.9』で言ってたね、正義とか真実とかってうさんくさいって。あっちも尻すぼみだったけどドラマ自体は。映画でもやるのかな、終わらせにくそうな終わり方だったし。それにしてもそういう世の中自体の胡散臭さに異議を申し立てるなら、もっと違う物語が必要なんじゃないかと思うんだけど、そういうドラマは次のクールでは出てくるのだろうか?でも来ないだろうな。そんなものがそもそも求められてるのかどうかさえわからないしね。

 

拝啓、いつかの僕へ。

 

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