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Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

4月から上京する人は岩井俊二の『リップヴァンウィンクルの花嫁』を見て東京生活の(心の)準備をしましょう

この週末、映画館で3本映画を見ました。我ながらミーハーなセレクションです。

 

 

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脚本が荒っぽいというレベルを遥かに上回って何がどうなってるんだか訳が分からない。仮面ライダーもアベンジャーズもヒーローは集まればケンカしますが、バットマンもスーパーマンも頭が悪すぎてどうしようもない。キャットウーマンは出ないかわりにワンダーウーマンが登場。キャットウーマンのボディースーツのつるっとした光沢が卑猥すぎなのでしょうか。ワンダーウーマンは艶消しでした。

 

 の一方で、なぜかスーパーマンはつるっとしたスーツで出てきたりします。しかもムキムキ。あんな新聞記者いるの?と思ったらバットマンも筋トレに励むけど、スーパーマンと戦うのに筋肉必要?とか、そういうことを挙げ出したらキリがないのでやめます。ほんとバカみたい。そして9月にはスピンオフ。

 

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もはや手が付けられないおバカ。過激とバカを取り違えてる。ということで、ゴッサムシティーからトーキョーへ。

 

  • 『リップヴァンウィンクルの花嫁』

岩井俊二監督です。最近見てませんでしたが、予告編がおしゃれだったので。

 

まず特報は、映画にも重要な役で出ているCoccoの歌で。劇中でも歌います。黒木華の歌はさらに良かったですが。これ、頭にかぶっているのは、バットマンではないと思う。

 

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で、「予告編」はセリフの音が入ります。

 

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で、「予告編2」では種明かしです。種明かしと言っても映像が見えるようになるだけですが。

 

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感想は、

・長い

・長いけど長すぎるのかというとよくわからない。退屈するわけでもない。でもやっぱり長い。

・いつもの岩井俊二のようであり、ちょっと違う気もする。

綾野剛がいい。

黒木華がやっぱりいい。

・泣かせたい映画かと思うと実は笑わせたいのかもしれない。

 

『A-Studio』に黒木華が出てたんですね。この前。鶴瓶が必死に地元の大阪弁をしゃべらせようとしていたけど、それよりすごい声が小さくて。この映画でもそのままで、たぶん素に近いのかな。綾野剛も必要以上に愛想がよく優柔不断なのに迷いもなくまるで六本木の不動産屋のよう。なんか「住む」というか、どこでどうやって住むべきなのかを探し回っていくような映画。

 

無邪気におしゃれな予告編からして『SUUMO』のよう。ラストカットもまさに。黒木華が予告編で頭にかぶっているのは「住むところ」の象徴なのかな。部屋に閉じこもって目とか耳からの情報を遮断してないで、住む部屋も、棲む世界も変えてみたら?とかいうメッセージはリクルート

 

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ではなくて、木下工務店なんですね。最近は賃貸はもちろん、映像事業もやっていて、キノフィルム。こう書くとおしゃれな名前ですし、ベネッセのようなロゴマークで。東宝だって不動産屋さんですが、キノフィルムは阪本順二監督の『団地』も。納得です。住むって大事ですもんね。

 

あそこにずっと住みたいわけじゃないんですけど、という黒木華に、綾野剛がそうやって辿り着いたってことはご縁があるんですよ的なことを言うんです。おっしゃるとおりでしょうね。恋人もそうでしょうし、人生もそうなんでしょうね。不動産だけじゃなくて。利便性とか地価とか築年数とかだけじゃなくて、たぶん陽当たりとか風通しとか眺めとか心の不動産も大事にしないといけないんでしょうね。「私はここに生きている」という気持ち。

 

・『ちはやふる‐上の句』

 

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広瀬すずの初主演映画なんですかね。持って生まれた才能、それは広瀬すず演じる主人公にとっては耳の良さなんですが(目の輝きはもちろん彼女の耳の形の良さもしっかり綺麗に撮ってるところもアイドル映画としてはポイント高いんですが)、それをもってしても上には上がいる、まして才能ないものには青春はないのか?というところもちゃんと丁寧にすくいとっているし、映像のメリハリもあって飽きさせないし、キラキラしてるし、いい青春映画にもありがちなエンディングのだらだら感もないし、ちゃんと続きを見たくなるし。幼なじみの三角関係とか少し不純なモチベーションとか目指せ全国大会とか『タッチ』みたいだけどチームワークもあって下手をしたら文科省推薦になってしまいかねないほど。

 

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でも客の入りが良くないそうですね。口コミで広がればいいんでしょうけど。ちゃんといい映画を見たい人にはぜひおすすめしたい。がんばっていい映画作ったスタッフさんたちには喜んでもらいたいものですね。なので4月からの高校1年生はこの映画を見て是非かるた部に入りましょう。ないと思うけど。