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Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

土屋太鳳のノーバン始球式はバレリーナ美脚立ちが美しすぎたから

映画やドラマ、読書、音楽、デザインとか

土屋太鳳ちゃんの始球式、惜しくもストライク入りませんでしたね。去年の年末の『おしゃれイズム』でストラックアウトに挑戦、7枚という驚異の記録で、6枚に終わった高畑淳子の息子で元高校球児、高畑裕太に勝利したときの見事なコントロールからすると、やはり開幕戦始球式という大舞台を意識し過ぎましたかね。

 

でもパ・リーグはちゃんと動画をウェブに載せるあたりがちゃんとしてていいですね。投球フォームが見えづらいのが惜しいですが。

 

tv.pacificleague.jp

 

西武の先発は涌井。噂の相手の押切もえも同じ26番の番号をつけて始球式をしていましたが、26番というのはベンチ入りの25人に続くファンを意味しているそうです。幕を開けるのはファンということですね。だから開幕戦での始球式は特別。そういうことをちゃんと分かっている太鳳ちゃんはかなり緊張したでしょう。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

さすがの運動神経というか、超王道体育会系な彼女のポテンシャルからすると、ぜんぜんあんなものではないはずでしたけどね。とすればあれはこの美しい投球後の姿勢を作るためではなかったかという説を唱えたい。

 

何だか赤いキャットウーマンのコスプレのような藤原紀香の痛すぎる恰好とは重ねた年齢の違いを如実に示してしまったこの寒い中で美脚を惜しげもなく披露した左足が真っ直ぐに立ち、そこに完全に力を抜き切った自然体で右腕のラインが重ね合わされます。

 

さらに、踏み出した左足が突っ張りとなって、勢い余った右足が後ろに高く跳ね上がり、体が柔らかいもんだから、膝から下が綺麗な45度の角度で向かって左上の角を指す一方で、顔はしっかりと上げられ、向かって画面の右上角を指し、その跳ね上げた右足とあわせて美しい弧の字を描き、Tsuchiya Taoの「T」が出来上がっています。これは一種のバレエではないかという説です。

 

解説も言ってましたが、マウンドからホームベースまでは18.4404m、というとそんなに遠くないと思いますが、投げてみたことがある人は分かると思いますが、ちゃんと届くこと自体以外と簡単ではなく、たぶん、この小数点以下の分が長いんじゃないのかな。たぶんマウンドに立つと、無意識に18mと目測するのですが、あと44センチちょっとあるぶんで(しかもキャチャーはさらに後ろだし)ショートバウンドしてしまうのかどうか。しかもマウンドの微妙な高さの分、目測を誤りやすい。だいたい球技なのに、フィールドに「山」があるのっておかしくないかな。野球の難しさというのは、こういう微妙な数字のさじ加減にあるともいえますが、フィートでいうと、60.6フィートだそう。

 

メジャーリーグの歴史をたどると、昔は45、そのあと50と伸びてきて、そのあと、球が速すぎるピッチャーがいて、しかもこの投手から頭部にデッドボールを受けて4日間意識不明になるという事故があり、もっと後ろに下げて60フィートにしようということになったのだが、ルールブックの原稿の字が下手で、60.0が60.6に見えたのがそのまま公式になってしまったらしい。嘘みたいだが。塁間が90フィート、両翼までは320フィート、センターは400フィートと端数のない数字になっていることを考えると、60.6にしようとするほうがそういえばおかしい。しかしそういう誤差や球場ごとに違うマウンドの高さとかいい加減な部分が野球を面白くしているともいえるのであって。

 

しかし個人的には野球場には幾何学的な美しさを感じますね。それはサッカー場にはないものです。例えば、甲子園に魔物が棲むと言われますが、魔物が棲むサッカー場というのは聞いたことがないですし。この幾何学に何かがあるのでは。ところでこれは甲子園ではなくドジャー・スタジアム。

 

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野球場 - Wikipedia

 

このアングルからでは笑ってしまうぐらいちょっとの距離だが意外と長いキャッチャーまで安全に届かせることはできたにしても、もう少しこうしておけば、という話を。

 

・ボールの握り方

人差し指と中指の間が広すぎました。普通はそんなに開かないものですが、彼女はたぶん関節が柔らかいので広がってしまうのでしょう。しかしこれだとボールがすっぽ抜けてしまう。しかも握力はあまり強くないのかもしれません。それだと山なりのボールになってしまいます。ストラックアウトの時もそうでしたね。しかしこれは利点もあって、指の間を広く握ると握り自体は安定する一方で、狭く握ると左右の方向がぶれやすくなってしまい、コントロールが定まりません。握力があまり強くない女の子にとっては安全な握り方ともいえるでしょう。

 

・左足の踏み出しが小さい

左足の上げ方はばっちり、ちゃんとセンター側にひねって、パワーを溜められています。が、そこで止まってしまった。小学校時代からの夢だったというこの瞬間を少しでも長く味わいたかったのでしょうか、左足の前への踏み出しがほとんどなく、突っ立った状態になってしまった。そこから慌てて右腕を大きく後ろに引き、柔らかい肩の関節をダイナミックかつスムーズに回転させて、腕をしならせながら、つまり肘を先に前に押し出し、その勢いで手を自然と前方に導き出すことで、いわゆる「手投げ」になるのを避けられているあたりは文句なしですが、足の踏み出しが狭いために、体が早く開いてしまい、せっかくの上半身のねじれの勢いが死んでしまい、先に体が回ってしまったので、ボールのリリースも待ち切れずに本来のリリースポイントよりも早めになってしまったため、右バッター側に軌道が逸れてしまったという感じです。最後つんのめっているのが象徴的ですね。

 

でも観客はノーバウンドで届いたのを見て「おーー」という驚きの歓声に近いざわめきでした。野球ファンはまして女の子には難しいのを知っていますし、本来の彼女の実力も知らないでしょうしね。後ろでダラダラしている涌井も緊張している彼女に「大丈夫だよ」とか一言声かけるとかなんかなかったのでしょうか。またいろいろ言われるのを気にしたのかしりませんが、マウンド上の孤独はよく知っているだろうに、ダイヤモンドの中では紳士たれと言いたい。

 

野球と女子と言えばトヨタのCMの「神スイング」で話題になった稲村真弓、バッティングより、ピッチングのほうがさらにすごいです。98キロまで出してますからね。バッティングはダイナミックに見える打ち方ですが、腰をくの字型に左に寄せて打っていて、これはどっちかいうとゴルフに近い。ゴルフでは、男性と女性の飛距離というのはそんなにめちゃくちゃ差が出るわけでなく、そういう意味でもゴルフの体の使い方を応用するのは理に適っているかもしれないですが。

 

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ゴルフはどっちかいうと体の軸を回転せるというよりは体全体のひねりで上半身を引っ張るような感じですね。しかもアッパーブロー、つまり野球の基本である「上から叩く」のではなく、下からのすくい上げ。『おしゃれイズム』でも、最初ボールのかなり上を振って空振りしていた土屋太鳳を見た高畑裕太が、ボールの下のほうを叩くつもりでとアドバイスした途端に当たり始めました。

 

イチローはときどきこういう体をひねりつつのアッパースイングをしますが、普通は軸がぶれるし、球についていけないので、野球の世界ではしないように指導されます。でもイチローと共演している女の子も、稲村真弓と同じような打ち方ですね。現場でイチローに指導してもらったかどうかはわかりませんが、イチローなら女子野球の指導者としても世界一になれるでしょうね。

 

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新谷あやかさん、だそうです。小学校時代にソフトボール、中学でバレーボール。バレーボールは特に垂直軸が基本の動きですから、このひねりはちょっと苦労したかもしれません。イチローのおかげです。すくなくともCM上の設定はそうですし。

 

最近の若い女優さんは大変です。かわいくて当たり前、演技力も運動神経もあって当たり前。「ストライク入らなくて悔しい!」って一昔前のアイドル女優では考えられませんでしたからね。土屋太鳳はアイドルじゃないとしてもね。