Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

有村架純のちょっと長めのまばたきが『いつ恋』の苦悩と葛藤を洗い流してくれるはず

『いつ恋』の有村架純って演技力が評価されることはあまりないですけど、すごく自然ですよね。その秘密はまばたきにあるんじゃないかと思っています。カメラが回ると撮られてると意識するからかまばたきって少なくなると思うんですが、彼女は全然普通にまばたきします。目がぱっちりなので結構目立つんですが。で、感情が大きく動き出すと、まばたきをしなくなるんです。誰か見つめるときには全くしなくなります。そのメリハリでしょうか。彼女の目を追いかけているだけで、彼女の感情と、物語の底に流れる感情が追えるようになっている。その目から涙が零れたら誰だってキュンキュンするわけです。吉田羊じゃなくたって。

 

有村架純は目が大きいので、普通の人よりも微妙に余分にまばたきに時間がかかると思いますが、ふつうだいたい0.3秒ぐらいだそうで、これは無意識にする場合。ゆっくりなまばたきをする場合は、使っている脳の部位が違うらしいです。意識的にするわけですから。「あまりまばたきをしない」「ゆっくりまばたきをする」、この二つにどちらにも当てはまるのは、高畑充希でしょうか。

 

猫は一分間に三回ぐらいまばたきするらしいですが、そういうふうに観察したこともないですし、そもそも猫を飼ってもいないので、よくわかりません。でも、この二人はとにかく猫みたいにまばたきをしないし、基本的にびっくり顔の印象で、逆にそうじゃない時はのんびりした感じになるところもどこか猫っぽくもある。

 

なぜかと考えてみると、脇役歴が長いから?脇でまばたきしてると編集で邪魔になるから?なので主役を張ってもどこか脇役感が漂うわけで。高畑充希はそもそもピーターパンなので、むしろずっと舞台なわけで、まばたきが少ない必要は経歴的にはあまりないけど、菅田将暉に似てないかな。菅田君は目が死んでいるので少し印象が違うはずなのに似ているなあと思うのは、上唇の真ん中にクリアな逆三角ができていること。

 

 

この二人は、坂元裕二の『問題のあるレストラン』で共演していて、菅田将暉高畑充希を酷い目に遭わせる感じで、どうも高畑充希は不幸癖がついている。

 

坂元裕二の脚本は思わせぶりなセリフが多いのでセリフ劇かと思わせながら実はセリフ回しよりも実は目の演技が重要なことがわかりますね。これは「ながら見」ではわからないので視聴率は稼げないわけです。行間、「・・・」をいかに埋めるか。役者さんたちは楽しいでしょうね。

 

菅田将暉といえば、大抜擢なのが『デスノート2016(仮)』。鬼の次は悪魔的な。

 

デスノート2016(仮)』の3人は全員、目も逆三角系で、唇の真ん中のもう一つの逆三角ともう一つの三角を構成し、相似形を成す。目が死んでいるのにも関わらず、その唇のクリアすぎる三角が示す強固な意思は、本人のものというよりも何かもっと大きなものに操られているかもしれない不穏さを表すのであって、わりとのっぺりしたラインの上唇な過去のキャスト達ー藤原竜也松山ケンイチ窪田正孝と山﨑賢人ーにはないものであることからすると、このキャスティングはまさに今っぽいキャスティングであって、全然悪くない。

 

ついでにこののっぺり唇は、いい意味で言うと安心感なので、吉高由里子。もうまばたきもしないくらいにのっぺりしちゃうのです。

 

 

こののっぺり唇とさっきの逆三角形上唇とを使い分けられる人がいます。もちろん有村架純です。彼女、口の引っ張り方次第でどうにでもできるのです。

 

 

ですがこれは誰にでもできる芸当ではないので、旧デスノート組はあんまりいつまでも突っ張ってないでもっと安心感な癒し系に向かってもいいんじゃないかと思いますが、『デスノート2016(仮)』のふたりはオフビートも楽勝こなすところはさすが関西出身、『セトウツミ』って瀬戸内海やないかい!というツッコミせざるをえないというか、有村架純高畑充希でこれをやってくれたら1000回見るけどな。『いつ恋』の待ち時間に是非、お願いします。

 

 

この名前の組み合わせパターンでいうと、ももクロ/ももたまい(百田+玉井)ということで、『デスノート2016(仮)』に対抗してかしまいか、天使がドラムを叩き、僧侶が背中を叩き、魂(玉しい?)は天上へと昇りゆくこんなMV。

 

 

とにかくゴキゲンなファンク、絶品です。ヘビロテ祈願。