Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

TOKYOで刻め!未来へのガッツポーズ

佐野研二郎さんが俄然盛り上げてくだすった

オリンピックエンブレム盗用疑惑騒動ですが、

誰でも応募可能ということだし、せっかくなので作ってみました。

12月7日(月)正午が締め切りですが、締め切り間近はサイトが混雑するので、

早めに出せとのことです。

急いで作ってみましょう。

 

応募要項によると、

・描画ソフトで描いたものでないといけないが種類は問わない

手書き作品をスキャンしたり写真に撮ったりはいけない

だそうで、

無料のお絵かきソフトをダウンロードして、作ってみました。

正味1時間くらいかかりましたかね。

 

線がギザギザなのが残念ですし、

「TOKYO2020」のロゴも自分で作った方がいいそうですが、

めんどくさい。

しかも、「デザイン展開案」という公式グッズのデザイン案とか作れません。

もう少しハードルを下げていただかないと、

とても素人には応募できないんですが。

 

とにかく時間もないですし、高いソフトを買う気もないので、心がけたのは、

もちろん前任者である佐野さんのお言葉です。

 

『単純(シンプル)で、明快(クリア)で、太い(ボールド)柱のあるコミュニケーションで、ムダを削ぎ落とす』

(『7日でできる思考のダイエット』(マガジンハウス)から)

 

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 

・デザインタイトル(20字以内)

『TOKYOで刻め!未来へのガッツポーズ』

f:id:babar1970:20151128121531j:plain

 

・デザインコンセプト(200字以内)

過度な商業化を反省し、五輪の原点に立ち返るため、¥マークを中心に、象徴の5色を配した。このマークを分解するとTOKYOの5つの文字と横線の「-」となる。「一」は「一生懸命」と「一体感」」を表す。全ての要素を一つの円の中に含めることで、多様性を認めながら調和を目指すという人類全般の課題に取り組む姿勢を打ち出す。TOKYOの最後の二文字、YとOで作るガッツポーズは一人一人の輝かしい未来への祝福である。

 

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 

ちなみに、現代最高のポップスター、ファレル・ウイリアムスが

世界で最も有名なロゴの一つ、三本線のアディダス

50色のスニーカーなどをプロデュースしているこのコラボから

パクったわけではありませんからね。

あとで嫌な予感がして探したら出てきたんですからね。

信じてもらえないかもしれませんが、あくまで偶然の一致ですからね。

昨今のプロのデザイナーにはよくありがちな言い訳ですが、

ファレルがここに込めた 

人はみんな = イコールだ。カラフルなこの世界を楽しもうよ。

というメッセージにはもちろん賛同しますけれど。

f:id:babar1970:20140920000246j:plain

http://adidas.jp/lookbook/originals/2014fw/pharrell-williams/lookbook/

 

それにしても、このコラボのデザインを眺めてみると、

PHARRELL WILLIAMSにはR,L、Iが2つずつ、

adidaには a,d が2つずつありますね。

 

adidasについては、

aとdのデザインがほとんど同じかたちで、,

i も dの縦棒に揃え、

難題の sも aやdと同じサイズの外円の中に収めて

視覚的なリズム感を刻んでいますね。

PHARRELL WILLIAMSのほうは、

繰り返しになるR,L,Iは字幅を狭く、

その他の文字は字幅を広めにとって、

実際に発音したときの音の長さの感覚に合わせています。

ただし、最初のPだけは繰り返しがないのに幅が狭いのは、

頭が重くなりすぎるのを避けるためでしょう。

そしてもうひとつ、記号的になりすぎる=を、

かすれたグラフィティにすることで、

動きのアクセントを加えていますね。

日本や中国の書道では「とめ」や「はらい」があるので

どうしても「右へ」のベクトルが出てしまう。

スプレーだからこそのフラットでニュートラルな感じがクールです。

ほんとに手でやったスプレーのキャプチャーじゃないでしょうけどね。

 

スポーツのデザインって、

こういう緻密な計算によって身体感覚に訴える世界ですよね。

しかもその技は「うまいでしょ!」ってひけらかさず、

しらっとやんなきゃいけない。

一流のアスリートのように。

たまにひけらかす超のつく一流もいますけど。

 

どっかの死んだ目のデザイナーさんも、

どっかの博物館だか美術館だか知らないけど頭でっかちじゃなく、

こういうところから身体感覚だけを盗めばよかったのにね。

彼はスポーツがそんなに好きでも得意でもないんだろうな。

もっとカラダに訴えられるアーティストじゃないとね、こういうのは。

 

いっそ開会式、ファレルにプロデュースしてもらえばいいんじゃないかな。

いや、マジで。

和にこだわるわけでもなく、未来志向なんでしょ。

でも、そもそも世界の未来に向けて何を表現したいんだっけ?

スポーツを通して、この国を、世界をどうしたいんだっけ?

ちゃんと伝わる自信もあるのかな。

ファレルが誰からも頼まれずにやってるような、

世界中の人たちの心を揺さぶるような強いメッセージを伝えることって、

そんなに簡単なことじゃないはずだし、

そんなに甘く見てていいのかな?

 

www.youtube.com