Wakeupalicedear!

Shortest stories without stories.

さあ、一歩を踏み出せ。

人間の可能性は無限だって本気でそう思ってるの。

どっちの方向に足を踏み出すかは360度しかないのに。
しかも右足か左足か。結局同じことだけど。
この大地には私たちのこれからが書いてあるけど、
一足飛びには読めなくて、
歩きながら辿るしかなくて、
その瞬間に運命が決まっているように錯覚しているだけ。
だってこの世界にはこの世界の法則があって、
決められた人たちしかいなくて、
その人たちが考えることにも限りがあるから、
それを掛け合わせたら、可能性はどう考えたって有限だし。
例えどこを目指しても最終的にどこに辿り着けるかはその一歩を踏み出した瞬間に「決まる」んだし。
なのに、なんで、自由だ、なんて思えるの?
何かをするということはその可能性を狭めることでしかないでしょう?
だから完璧な自由は、何も一切をしないこと。
その次にすばらしい自由は、全く同じことを、全く同じように繰り返すこと。
自由を放棄することでしか、本当の自由は享受できないの。
だから、私は誰も愛さない。
そして怠惰に崩れ落ちて、ひとり腐り果てるの。
 分かったら、消えろ。