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Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

【愛する女に殺された刑事が自分で密室を作ったバージョン】

「なぜ?」

刑事は小さな声で言った。

 

「ずっと愛していたんです」

しかし、もはや過去も未来も奪い去られてしまったのだ。

 

男は床に倒れ、仰向けに天井を見つめたまま、その瞳はもう動かなかった。

 

凶器のナイフは死体のそばで見つかった。

部屋は内側からチェーンが掛けられていたという。犯人が部屋の中にいなかったのなら、犯行は【死体】が発見された後に行われたことになる。

いずれにしても事件の前後に部屋にいたのは、ただ一人しかいない。

 

男の死体を見下ろしながら、男と同居していた彼女は言った。

「誰も殺さなかった。あなたが自分で・・・」