ブラジルのジャングルの真ん中にある砂漠で、「死なない人間」、いわゆる「不死人間」が見つかった。世界各地でおよそ１００年に一度、こうした不死人間が見つかっており、その秘密を解き明かそうと血眼で研究が行われたが、何世紀にもわたる格闘の末、出た結論は、「１００％普通の人間である。なぜ死なないのかわからない」。こうした不死人間が少しずつ溜まっていき、遙かな時を経て、不死人間が普通になった。そうすると今度、死ぬ人間というのが１００年に一度、見つかるようになった。その秘密を解き明かそうと血眼で研究が行われたが、何世紀にもわたる格闘の末、出た結論は、「１００％普通の人間である。なぜ死ぬのかわからない」。
