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Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

僕の眼球が異常なスピードで動いているわけ

進化論
私の仕事は本を読むことです。
ずっと本を読んでいるばかりですから、
いまでは全身の筋肉が衰えて、ほとんど動かなくなりました。
 
その分、眼球を動かす筋肉だけは鍛えられて、
【異常なスピードで動いている】、らしいです。
観察した(友人談)です。
 
この世界には文字で書かれたものを、
頭の中で映像化する種類の人間と、そうでない人間がいます。
僕は生まれつき前者です。
 
映像は脳に接続したセンサーによって、簡単に取り出すことができます。
それを他人が見て楽しむのです。
だから本を読むことが仕事になるのです。
 
文学の描く世界は、本当の世界よりも、ずっと美しくなければならない。
私が思い描く世界は、圧倒的に美しい。
人はそう言います。
しかし私はその映像を見ることができません。
私の眼はもはや活字以外のものを捉えることはできなくなってしまっているからです。
 
こうやっていま、あなたの質問を読んでいます。
私の脳はいま、あなたの質問を映像化しています。
でも質問の答えをお返しすることはありません。

 

それはちょっと苦手です。