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Wakeupalicedear!

最近はほとんどドラマの感想なんだけど、ほんとは短い小説を書くためなんだけど。

自分に宛てた遺書が届く頃には

私の処女作は、未来の自分に宛てて書いた遺書です。
私の遺作は、過去の自分に宛てて書いた遺書です。
どちらも自分には読まれることはありません。
 
しかし、誰に読んでもらう必要もなく、自分自身に読んでもらいたいのです。
 
しかし、生きている私しか、それを読むことはできません。
しかし、私が生きているのならばそれは遺書にはなりえません。
だから、私は永遠に自分の遺書を読むことはできないのです。
それこそが私の最高傑作であるという確信があるというのに。
文学とは、生きる自分に宛てた、死する自分からの遺言ではないのでしょうか。
自分が生きた証として、あるいはいつ死んでもいいように準備を整えるために書き、

 

しかし、いずれは誰も読まなくなる、あなたやわたしの日記のような。